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京大英語対策①~使った参考書とその使い方~

英語という科目は京大入試において重要です。

 

英語はどの学部でも配点が高いうえ、安定して高い点数がとりやすく、英語で点数がとれるようになれば京大入試全体における見通しがはるかによくなります。

 

京大の数学や国語で安定して高い点数を取ることは至難の業ですが、英語ではそれができます。

 

数学が天才的にできる人以外は、英語で点数を稼げるようにしましょう。

 

僕の周りの京大生は皆、英語できちんと点数をとって京大に入っています。

僕も本番では8割近い点数をとりました。また、秋の京大オープンでは奇跡的に偏差値68をとれました。(これは本当に採点官との相性が良かっただけですが、せっかくとれたので自慢します)

 

苦手な人も頑張って、英語が足を引っ張らない程度にはしましょう。英語はやった分だけ伸びやすいと思います。

 

宅浪時に自分が実践した勉強法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

京大英語対策 英文解釈編

ご存知の通り京大英語は、英文解釈と英作文の二つで構成されています。

 

まずは英文解釈ですが、これはとにかく文構造をとることを意識して欲しいです。

 

適当になんとなくで読んでいては、京大の和訳問題に太刀打ちできません。

 

フィーリングを排して論理的に英文を読み、きちんと自分の訳に根拠をもって和訳しましょう。

 

4月~7月

この時期は自分の基礎を固めるべく、ひたすら「ビジュアル英文解釈」をやっていました。

1と2の二冊があるのですが、1は高2以下レベルの内容なのでざっと確認だけして2から始めました。

2はすべての章をこなし、訳せなかった英文があれば線を引き、訳と訳の理由が言えるようになるまで何周もしました。

 

この参考書は解説がとても体系的で分かりやすいので、なんとなく英文は読めるけど京大の問題のように難しい英文になると急に読めなくなる、という人には特に、この参考書をおすすめします。

 

8月

8月は英文和訳の演習をしたいと思い、「英文解釈の技術100」を1周し間違えたところだけ2周目をこなしました。

 

この参考書は100題の英文和訳問題とその解説で成り立っています。

解説はあまり丁寧ではないのですが、SVOMなどの文構造は解説に書かれているので京大英語対策には使えるなと思って使用しました。

 

過去問演習を始める前にやったので、タイミング的にはよかったなあと思っています。

 

文法面の解説は雑なので、使うなら質問のできる環境にはあったほうがよいと思います。

 

僕は質問のできる環境になかったので、分からないところがあればその都度、「ビジュアル英文解釈」と後述する困ったときようの文法書を参照していました。

 

9月~センター前

とりあえず基礎は固めたつもりでいたので、京大に即した問題演習をひたすらやっていました。

 

具体的には、z会の通信教育の京大英語コース」を受講しました。

 

z会をやったのは、京大の入試問題を模した問題が欲しかったのと、自分の答案を添削してもらいたかったからです。

 

実際に、自分では気づかない間違いや、自分がちゃんと読めてると伝わりやすい答案の書き方などが分かったのでz会はやってよかったです。

 

z会だけでは問題量が足りなかったので、「英文読解の透視図」も同時並行でやっていました。

 

世間で言われている程べらぼうに難しくはないと思います。ある程度英文解釈の練習を積んだ人が仕上げに使うのが良いと思いました。

 

z会の問題をやっていると穴が見つかったので、そのたびに「ビジュアル英文解釈」「英文解釈の技術100」にもどって忘れたところを振り返っていました。

 

過去問は、9月のはじめに敵を知っておくために最新年度のものを解いておきました。

 

また、秋の京大模試前にもう一年分こなしました。

 

 

センター明け~本番まで

センターが終わったらとりあえず、青本に残っていた3年分の過去問をこなしました。

無理やりセンターボケを回復した感じですね。

 

それからは新しい問題は解かずに、「英文読解の透視図」やz会の問題でできなかったものの復習をしていました。

 

英語に関しては、直前期は新しい問題をどんどんやるというよりは、これまでやってきたことを振り返ってそれらを確実にした方が良いと思います。

 

 

記事が長くなってしまったので、英作文編は次の記事にしたいと思います。