京大生の僕が京大を目指し始めるときに知っておきたかったこと 受験編
みなさんこんにちは、突然ですが僕は一年間の浪人生活を経て京大工学部に入学しました。
今回は現役時に大手予備校に通い、浪人時では宅浪をして京大に受かった僕の経験から僕が京大入試突破に大切だと思ったこと、僕が京大を目指し始めるときに知っておきたかったことを皆さんにご紹介したいと思います。
これから京大を見据えた勉強を始めようとしている高校生や浪人生に向けて書きます。
もうすでに京大の過去問演習をバリバリしている人や受験間近の人には必要のない内容になるかと思いますが、自分が京大に向けた受験勉強を始めるときに知っておきたかったことを書きますので、これから京大を目指そうと思ってるけど京大入試についてよくわからない…といった方には参考になるところがあるかと思いますので、是非読んでみて下さい。
それでは始めます。
京大といえど基礎を固めることが重要
京大と言うと難問ばかりが出されると思うかもしれませんが、そうではありません
もちろん難問も出されますが、それらは合否に影響しません(ただし医学部医学科は除く)
大切なのは、サービス問題や標準問題を落とさずに取ることです。合格最低点を取るのに難問は必要ありません。
合格に必要な標準問題を解くのに必要なのは、基礎が分かっていることです。
焦って難しい問題ばかり解く必要はありません。
京大対策が何よりも大切
こんなの当たり前やんと思われるかもしれませんが、京大の入試問題はその形式がかなり独特で、単純な学力の向上と同じくらい京大入試に対応することがかなり重要になります。事実、僕は京大の入試形態を模した京大実戦模試と京大オープン模試ではA判定でしたが、全国の大学に対応している駿台全国模試では京大はC判定でした。また、阪大オープンはB判定でした。
京大の英国数はほぼ記述式で一回のテストで莫大な記述量を求められます。これはいきなりやってできるものではありません。特に国語は一題の小問につき60~100文字くらいの分量があります。小問が全部で10題以上あって大変です。
英語も基本的に英訳か和訳しかなく他の大学とは毛色が違います。数物化も独特です。
入試本番までに京大対策をたっぷりとする
合格を争う層は学力的には大して変わらない人たちが集まっているので、いかに京大対策を行えたが勝負となります。
そのためには基礎を早めに固めて京大対策を始められることが重要になります。
具体的には9月から英国数の過去問を、理科は学校の進度の関係もあると思いますが遅くても11月からは過去問を始められると良いと思います。
「入試は2月25日にあるんだから、もう少し遅くてもいいじゃん」と思われるかもしれませんが(現役の時の僕がそうでした)、12月からはセンター対策を始めなくてはいけませんしセンター後もセンターボケ回復に1週間くらいはいります。また、私大を受ける方は私大対策もかなり圧迫してきます。
よって京大の過去問演習は早めに始めた方が吉です。
繰り返しになりますがそのためには基礎を早めに仕上げましょう
現役生も浪人生も皆さんが思っているほど時間はありませんよ!
僕が実際に行った勉強法もでまとめています。
ありがとうございました。