宅浪経験者の京大生が考える宅浪のメリット・デメリット
こんにちは、宅浪と今とでそんなに友達の数が変わっていない京大生ブロガーのアジャリです。
今回は実際に宅浪をして京大に受かった僕が宅浪のメリットとデメリットについて解説したいと思います。
宅浪を考えている方は是非参考にしてみてください。
宅浪のメリット
自分に合った勉強ができる
これは宅浪の一番のメリットです。
本来受験勉強は自分の今の現状と志望校までの差を埋めていく作業なので、人それぞれの現状がある以上必要な勉強も人によって異なってくるはずです。
宅浪では自分で自分の現状を見つめることで、自分に合った最適解の勉強をしていくことができます。
一方で予備校では、全予備校生に向けて用意された画一的で最大公約数的なカリキュラムに沿って勉強していくことになります。
もちろんこれはこれで毎年一定数の合格者がたどっているのと同じ勉強の手順を追っていける、という安心感はありますがそれが自分にとって最適であるとは限りません。
お金がかからない
予備校代100万円が浮きます。
精神的にも実は楽
これは人によるのでしょうが僕は予備校の知らない人と100人ほどの大人数で受ける授業が苦手でした。
模試の会場の教室の雰囲気が好きじゃないとかっていうそういう感じです。(分かりずらいですね。。)
もちろん友達ができたりしてくるのでしょうが、僕はなんだか知らない学校に新しく入るというに億劫さを感じていました。
対して宅浪は、他人を意識することがあまりないので楽でした。
よく「宅浪ってずっと一人で辛くないの?」と聞かれますが、思っていたほどつらくはなかったです。
むしろ毎日好きな場所で勉強できる自由さや、平日の昼間に公園などでびのびできる解放感に心を躍らせていたほどです。
もちろんつらくなるときはありましたが、それは受験特有の不安とかそういう辛さで予備校通いか宅浪かは関係なかったと思います。
まあ一人でいることに対する感じ方は人それぞれなので、「宅浪は、思っているよりはつらくないのかもしれない」くらいに思って頂ければと思います。
ただし図書館やカフェで勉強するなりして毎日外には出るようにしましょう。ずっと家の中にいては病みます。多分。
宅浪のデメリット
強い意志が必要
予備校に通っていれば毎日同じ時間に起きて予備校に行って朝から勉強しますが、宅浪は何時に起きようと構いません。
なので宅浪生は生活のリズムを乱しやすくなります。
また、予備校に行ってれば強制的に授業を受けるので毎日最低でも決まった時間は勉強しますが、宅浪ではそこも自由です。
もちろん予備校に通っていようと、結局のところ合格するには強い意志が必要だと思いますが、宅浪では自分を律せない人はとことん堕落していってしまう危険性があります。
受験指導などのサポートがない
宅浪にはいわゆる進路指導みたいなのがありません。
模試の成績や志望校から、併願校を含め実際に出願する大学を決める際に相談するというあれですね。
僕自身親との相談だけで事足りたので特に必要に感じませんでしたが、予備校に通っていればチューターといわゆる担任の人とそういう相談ができるみたいです。
孤独を感じやすい
一人がつらくなかった僕ですが、それでも寂しさを感じるときはありました。
僕はそいうときは、予備校に通っている友達に日曜日に一緒に図書館で勉強してもらったりしていました。
本当につらくなったときは誰か友達に連絡してみましょう。少しlineするだけでも心は晴れます。
まとめ
以上が一年間宅浪を経験した僕が考える宅浪のメリットとデメリットです。
やや宅浪を擁護するような記事になってしまいましたが、そこは宅浪で成功した人が書いたということでご了承頂ければと思います。
一番は自分に合った形で浪人をすることなので、宅浪を考えている方はご自身の浪人の仕方を決める上で是非この記事を参考にしてみてください。