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浪人成功に必要なことは何か?現役京大生が考える

こんにちは、京大生ブロガーのアジャリです。

 

宅浪で京大に行ったことが過大評価されているせいか、最近浪人している後輩から浪人についてよく相談を受けるようになりました。

 

浪人生の相談を何度も受けて「自分の浪人を振り返りそこから相談に対する返答なりアドバイスを考える」ということを繰り返している内に、

ある程度自分の中で浪人が結果を出すために必要そうなことが明確化されてきたので、今回はそれをみなさんと共有したいと思います。

 

僕も自分が浪人を始めるときにはネットや本などから浪人体験記やらをたくさん読んで自分の浪人生活に役立てようとしていたので、当時の僕と同じように浪人のヒントを探している人たちの一助となればいいなと思います。

 

浪人を成功させるのに必要なこと

 

現役の時の失敗の原因を自分なりに分析している

学力はそのままでもう一年勉強できるなんて、強さそのままでニューゲームみたいなもんじゃないかと思う人もいるかもしれません。(高3の僕はそう思っていました)

 

ですが実際は、なんとなく勉強を続けるだけではそんなに偏差値は上がらない、というのが実情だと思います。

 

一通り勉強を終えている浪人生が結果を出すためには、ある程度目的意識を持って勉強していく必要があると思います。

 

僕の場合は、現役時に知識のインプットに偏り過ぎていて問題演習が足りていなかったと思っていたので浪人時は演習に時間をかけていました。

 

科目別だと、たとえば数学は二次試験レベルの問題で点数を安定させれるようになることが課題だと感じていたので、取るべきところを確実に取れるようにするためにひたすら標準レベルの問題をこなしていました。

 

また、英語はある一定以上のレベルの英文になると一気に内容がとれなくなっていたので(京大英語においては致命的です)、単語知識の水準を上げつつ意識的に難しい英文にぶつかって慣れたらさらに難しい英文を読む、というのを繰り返していました。

 

結果として現役時に京大模試でE判定だった僕が、浪人の秋にはA判定が取れるようになっていました。

 

これはただなんとなく問題集を進めたり、予備校のカリキュラムに従ってただけでは達成できなかったことだと思います。

 

繰り返しになりますが、一度失敗している浪人生は、勉強全体の方法論での反省や科目別の弱点など現役時の失敗の原因を自分で分析してその反省を活かした勉強を浪人時には展開していくのが必要だと思います。

 

現在の自分と志望校合格までの差を認識して逆算的に勉強を進めていきましょう。

 

コンスタントに毎日勉強する

これはあたりまえかもしれませんが、たとえ勉強の指針が立ったところで勉強量そのものが足りていなかったら意味がありません。

 

毎日勉強したからといってみんなが受かるという話でもないですが、難関大といわれる大学に受かる人は必ず量をこなしています。

 

浪人だったら毎日コツコツ8時間くらいは勉強しようねってことですが、

行きたい大学に行くためだったらそれくらいなんてことないですよね??

 

そうじゃなかったとしたら、そこまでして行きたいわけではないということになると思うのですが、そこは個人の選択なのでそれはそれでいいと思います。

 

自分の頭で考える

ながながと書きましたが、結局はこれです。

 

僕は浪人時代に浪人の方法論でヒントを得ようと浪人体験記をたくさん読みました。

読んだ結果、浪人の数だけ浪人期の過ごし方があることが分かりましたが一つだけ受かった人全員に共通していることがありました。

 

それは、みんな自分の頭で考えて勉強しているということです。

 

結局のところ自分の置かれた状況は自分が一番知っているし他の人はたいして知りません。

 

自分でこれからの勉強を考えるヒントとしてのみ、自分の志望校に受かった人の勉強法や体験記などは活きてきます。

 

他人のやり方はその人だから成功したのであって、別の人である自分がそれを鵜呑みにしても同じような結果が得られるとは限りません。

 

予備校も然りです。

予備校に信頼を寄せることはよいと思いますが、思考停止して与えられたものをありがたく頂戴しているだけでは不十分に感じます。

 

自分にとって足りないもの、必要なものを考えることを放棄してはいけません。

 

 

まとめ

自分と志望校との差を認識して、それを埋めるために必要なことを自分で考えそれを実行する.... 

 

そんな当たり前なことができるだけで合格にはグッと近づくし、難関大とされる大学に関していえばそれは必要条件な気がします。頑張ってください。

 

科目別の勉強法や自分の使った参考書などは他の記事に書いているので、よかったら考える材料としてみてください。